未経験で副業ライティングはじめてまもなく1年になります。ますまろです。
副業ライターとしての収入はMAXで8万ほどですが、月2〜3万の月が1番多いです。
この記事では、
- 未経験がwebライターとして月5万稼ぐにはどれくらい時間がかかるのか
- ライターとして月5万稼ぐのはぶっちゃけしんどいのか
についてまとめています。
副業解禁やコロナの影響で、副業を始める人が増えている印象を受けます。
そのせいか、
という質問を最近たくさん受けました。
どうせやるならしっかり稼ぎたい!という気持ちはすっごくよく分かるのですが、この質問をされるたびに
と答え続けてました…。だって副業に充てられる時間もスキルも、みんな違いますし。
でも、さすがにちょっと乱暴すぎますので、現実的なところを計算してみました。
- ライティング講座で見かける「月5万円」を稼ぐのに必要な3つの条件
- 月5万を稼ぐのが難しい4つの理由
をまとめました。
今から副業ライターに挑戦する人はぜひ読んでみてください。
1年やってみた感想としては、できなくはないけど、楽ではないよ!
でも私は、副業でライティング始めようとする人を全力で応援します!
- 未経験で副業ライター始めようとしている人
- 副業ライターでどれくらい稼げるのか目安が知りたい人
もし副業ライターで、月1〜5万程度でこつこつ頑張ってる人がいたら、是非に友達になってほしい…
なにもできないけど、全力で労いたい。
そうでなくても副業ライターは時間のやりくりしててみんなすごい。
私ら頑張ってる!!
— ますまろ@副業webライター応援 (@MasumaroWriter) May 27, 2020
副業ライターを始める前に知って欲しい4つのこと
副業ライターは、会社員やアルバイトとは違う点がたくさんあります。
副業ライターの稼ぎを知るために、必ず理解しておくべき4つのポイントをまとめました。
副業ライティングは出来高報酬
多くの場合、副業ライティングは時給ではなく出来高報酬です。
- ライティングにどれだけ時間が充てられるか
- どれくらいの報酬の案件が取れるか
- どれくらい効率よく執筆できるか
によって、稼げる額は人によって大きく変わります。
副業で稼ぐには、本業や家事の効率化がカギ
ライターに限らず、副業で稼ぐには、忙しい中で時間を作っていかねばなりません。
本業は定時で帰れる人もいれば、残業が多くて平日時間が取れない人もいます。
また、家事の負担が多ければその分副業に充てられる時間も減ってしまいます。
本業や家事を犠牲にすることなく両立し、時間を捻出することが鍵となります。
ごりごり本業してるライターやブロガーさんはどうやって時間やりくりしとるんですか…心折れそう
いや折れないけども。
— ますまろ@副業webライター応援 (@MasumaroWriter) March 17, 2020
いつでも仕事があるとは限らない
WEBライターは、基本的に自分で営業して仕事を取りに行きます。
営業の結果、仕事が取れなければ当然稼げません。
継続でお仕事をいただく場合もありますが、途切れてしまえばそれまでです。
つまり、どれだけ仕事を取ってこれるかによって稼ぎは大きく変わるのです。
何があっても自己責任
どこかの企業に属してライターをしない限り、副業ライターは全て自己責任です。
働くペース、仕事の獲得、報酬の交渉、支払いが滞った際の催促、全部自分でやります。
分からないことがあっても、基本的には自分で調べたり、SNSやオンラインサロンなどで仲間を作って助け合い、教えあったりして解決していきます。
月5万円かせぐために必要な3つの条件
副業ライターとして月いくら稼げるかは、人によって異なります。
今回は、月5万稼ぐのにどれくらいの作業量や時間が必要か、ざっくり計算してみました。
より現実的なイメージがしやすいよう、1週間で計算してます。
個人差が大きいため、あくまで目安とお考えください。
また、自分の目標に合わせて計算し直してみてください。
結果だけを見たい人はここをクリック(ページ内ジャンプします)
1:副業に充てられる時間を把握する
まずは、自分が副業に充てられる時間を把握しましょう。
本業の就業時間や残業や通勤時間、食事や家事やお風呂などを差し引いて、1週間でどれくらい時間が取れるか計算します。
ざっくりでかまいません。
例えば私の場合、会社員で日中は働いています。兼業主婦なので、帰宅後は家事もします。
- 9時間拘束+残業1時間+通勤2時間=12時間
- 帰宅後の食事・家事=2時間
- お風呂=1時間
- 睡眠=6時間
3時間×5日=15時間
土日はMAXで8時間/1日として
8時間×2日=16時間
つまり、
平日:15時間+土日:16時間=合計約30時間
ということになります。
ただ、これはMAXの場合です。
ジムにいったりテレビを見たりといった、趣味の時間が含まれていません。
残業で帰りがもっと遅くなる日もあれば、休日出勤の日もあります。
逆に、定時で帰れたり、家事がさっさと終わったりすれば、もっと時間が取れる日もあります。
無理をしても続きませんので、自分の体力や趣味の時間も差し引いて、現実的なところを考えてみましょう。
2:「副業でいくら稼ぐ!」という目標を明確にする
自分のペースを守るためにも、「1カ月に●万稼ごう!」という目標を立てましょう。
とか、
とか、具体的な数字で目標を立てましょう。
副業ライターは時間のやりくりや営業活動がとても大切なので、「1ヶ月にどれくらい書けばいいんだろう?」という計画を立てるのはとても大切です。
なにより、目標を決めておけばモチベーションも上がります。
3:1ヶ月に執筆する本数と時間を把握する
副業にあてる時間と稼ぐ目標が見えたら、1ヶ月に書くべき文字数がみえていきます。
ライターの報酬は文字単価で決まることが多いです。また、案件によって記事の文字数もさまざまです。
私の過去の例として、
- 1円/1文字
- 1000文字/1記事書くのに約2時間
- 目標は月に5万円
で計算してみます。
※1記事の文字数とかかる時間は、あくまで目安です。私の初心者の頃をベースにしています。慣れればもっと早くなります。
1ヶ月に5万円稼ぐ
→1ヶ月5万文字書けば達成
→1ヶ月に1記事1,000文字を50記事
→1週間で1,000文字を13記事
書けば達成できます。(端数切りあげ)
1,000文字/1記事仕上げるのにだいたい2時間で計算すると、
→1記事/2時間×13記事=26時間
よって、
- 1円/1文字の案件を継続的に獲得
- 1000文字を2時間以内に執筆する
- 1週間に約26~30時間ライティングに充てる
この3つの条件を満たすことができれば、副業ライティングで月5万円を稼ぐことは可能です。
未経験で月5万円稼ぐのが難しい4つの理由
月5万円稼ぐのに必要な3つの条件が分かりました。
しかし、この条件をキープするのが意外と大変なのです。
1文字/1円を継続して取るのは結構難しい
先ほどの条件は、1文字/1円の案件をコンスタントに獲得できた場合です。
1文字/1円以上の案件がいつも募集されているかどうかは分かりません。
じゃあもう少し単価を下げよう…と、仮に1文字/0.5円の案件の場合は、40時間~52時間/1週間の時間確保が必要です。当然、記事数が増えれば執筆にかかる労力も増えます。
1度案件獲得できれば継続して受注できる可能性もあります。
経験則ですが、できれば1つのクライアントと集中して取引し、記事の質を上げながら経験を積んでいったほうが、後々単価交渉もしやすくなります。
…が、残念ながらクライアントの業績悪化や事業終了によって継続がなくなることもよくある話です。
継続して1円案件を取るためには、
- クオリティの高い記事を納品してクライアントからの信頼を得る
→継続して案件受注できる関係性の構築 - 定期的に提案・営業して新規案件を獲得する
という努力を平行してやる必要があります。
※金融や美容などの専門知識が必要な案件では、単価が高めに設定されていることもあります。自分の得意分野や専門分野がある人は、積極的に狙っていきましょう。
営業活動中はほとんど報酬が入らない
ライティングの案件の多くは、正式に受注する前にテストライティングが課せられます。
- 実際に使用するレギュレーションやマニュアルが守れるか
- 納品されるクオリティに問題ないか
をテストするものです。
クライアントとライターとしての自分との間にミスマッチングがないかを確認するためにも必要な工程です。
ただし、テストライティングについては無報酬だったり、単価が低かったりする場合がほとんどです。
営業のための執筆時間は、執筆以外の必要工数として確保する必要があります。
執筆以外のキーワード選定やリサーチが難しい
執筆時間は単純に記事を書くだけに充てられるわけではありません。
記事を書く前の準備として、キーワード選定やリサーチも必要です。
- キーワード選定:Googleなどで検索されたときに上位に表示されるよう、ユーザーの検索意図を推測して記事のキーワードを決めること。集客力の高い記事を書くために必須。
- リサーチ:記事を執筆するために必要な情報を集めること。公式ホームページや個人ブログ、書籍などさまざま。質の高い記事を書くために必須。
この2つは、案件によってはクライアントから支給される場合もあります。
しかし、中には指定されたキーワードが微妙だったり、送られてきたURLだけでは情報が不十分だったりすることもよくあります。
そうなると、新しくキーワードを提案したり、自分でリサーチをし直したりといった時間が発生します。
クライアントからの信頼を得るためにも、執筆前の前準備についても「あれ?」と思ったことは積極的に質問や提案をしていくことが大切です。
でも、そうした時間が増えていくほど、執筆にかかる時間も圧迫されてしまうわけです。
副業できる時間を確保するのが難しい
執筆時間を十分に確保できるかどうかは、かなり個人差が大きいところです。
いくら仕事をガンガン取れたとしても、作業時間を確保できないと、記事のクオリティが下がったり、納期に遅れたりするなどの影響が出ます。
これは自分のライターとしての価値の低下に直結します。
自分にとっては副業でも、クライアントにとってはお金を出して依頼しているのです。
- 残業長くて疲れたからもう寝たい…
- 土日くらいゆっくり休みたい…
- 納期あるけど家事もまだ終わってない…
- 子どもが寝てからやろうと思ってたけど寝なかった…
など、数々の誘惑に打ち勝ち、言い訳無用でいかに時間を作り出すかが副業ライターの鍵です。
本業や家事・育児との両立と、無理なくこなせる案件数の獲得が大切です。
当面の課題は、平日のライティング時間をどうやって捻出するか…こんなこと言いたくないがねぇ…
(終電帰宅でおやすみなさい)— ますまろ@副業webライター応援 (@MasumaroWriter) January 23, 2020

そもそも月5万稼ぐのが正義ではない
実はこの記事を書くにあたって一番言いたいのがこれなんですが、
月5万円稼ぐのが副業ライターとして絶対かといえば、決してそうではありません。
副業ライターは、稼ぐ額も稼ぐペースも全て自分次第・自己責任です。
もちろん上を目指して頑張ることは大切なのですが、調子がよくて月5万円以上のときもあれば、うまくいかずに月2万円のときもあるんです。
それよりも、「稼げないからもうやめる!」と投げ出してしまうほうがよっぽどもったいないです。
本業が忙しかったこともありますが、努力不足やスキル不足など、いたらないところもたくさんありました。
それでも、やめることなく誠実に対応していれば、継続依頼してくださるクライアントもいくつかいらっしゃいます。
そのおかげで、今は積極的な営業活動をしなくても、月2~3万程度は稼げるようになりました。
また、Twitterやライター講座を開いている先輩の中には、誰もが知ってるメディアに寄稿することになったとか、未経験からはじめて月10万とか、まぶしくなるような成果を上げてらっしゃる方もいます。
副業ライターは、副業に充てる時間もそれぞれ違います。
単価がアップしやすい専門知識をお持ちだったり、もともと文字を書くのが上手な人だったり、個性が際立っていたりと、バックボーンも違います。
同時に、そういった成果を出した人たちはとても努力してらっしゃる方がほとんどです。
稀に天性の勘やラッキーパンチで躍進する方もいらっしゃいますが、そんな方たちと比べても仕方ありません。
参考になる・勉強になるところは積極的に真似しつつ、惑わされず、自分のペースで目標を決めてスキルアップしていきましょう。
まとめ:副業ライター月5万稼げるかは自分次第
副業ライターとして5万円稼ぐのは、できなくはないが簡単ではない、というのが私の見解です。
副業できる時間の確保、文字単価、執筆スピードによって大きく変わるためです。
それでも、時間を捻出してスキルアップしていけば、月5万円は十分可能です。
月5万稼げるようになれば、きっと違う道も見えてきます。
コツコツと着実に頑張っていきましょう!